住友林業の家づくりにおいて、窓・サッシの選択は断熱性能と快適性を大きく左右する重要なポイントです。
住友林業では標準仕様としてアルミ樹脂複合サッシ+Low-Eペアガラスが採用されていますが、オプションでYKK AP「APW330」やLIXIL「TW」などの高性能窓にグレードアップすることが可能です。
この記事では、住友林業オーナーであるアンテナ主が窓・サッシの標準仕様からグレードアップ選択肢、費用、断熱効果まで徹底解説します。
住友林業の窓・サッシの標準仕様
標準:アルミ樹脂複合サッシ+Low-Eペアガラス
住友林業の4〜7地域(関東以西)における標準仕様は、アルミ樹脂複合サッシ+Low-Eペアガラス(アルゴンガス入り)です。選べるメーカーは以下の3社です。

| メーカー | 商品名 | サッシ素材 | 熱貫流率(Uw) |
|---|---|---|---|
| 三協アルミ | アルジオ | アルミ樹脂複合 | 約1.70 W/m²K |
| LIXIL | サーモスII | アルミ樹脂複合 | 約1.70 W/m²K |
| YKK AP | APW330 | オール樹脂 | 約1.51 W/m²K |
注目すべきは、YKK AP「APW330」のペアガラス仕様は差額なし(または少額)で選択可能という点です。APW330はオール樹脂サッシのため、アルミ樹脂複合より断熱性能が高くなります。
地域区分による標準仕様の違い
| 地域区分 | 対象エリア | 標準サッシ | 標準ガラス |
|---|---|---|---|
| 1〜2地域 | 北海道 | オール樹脂 | トリプルガラス(アルゴンガス入り) |
| 3地域 | 東北 | オール樹脂(APW330) | ペアガラス(アルゴンガス入り) |
| 4〜7地域 | 関東以西 | アルミ樹脂複合 | Low-Eペアガラス(アルゴンガス入り) |
寒冷地ほど標準仕様のグレードが高くなります。4〜7地域でも断熱性能を重視する場合は、オプションでのグレードアップを検討しましょう。
窓の種類と特徴
住友林業ではBF構法を活かして、さまざまな窓タイプを選択できます。
| 窓の種類 | 特徴 | おすすめの場所 |
|---|---|---|
| 引き違い窓 | 開閉が容易。通風性が高い | リビング・寝室 |
| FIX窓(はめ殺し) | 開閉不可だが気密性が最高。採光用 | 吹き抜け・高所 |
| すべり出し窓 | 気密性が高く通風も可能 | キッチン・浴室 |
| 大開口窓 | BF構法の大スパンを活かした開放感 | リビング・テラス面 |
窓の種類別メリット・デメリット
住友林業では、用途に応じてさまざまな種類の窓を組み合わせて設計します。それぞれの特徴を理解しておくと、設計士との打ち合わせがスムーズになります。
引き違い窓

2枚のガラスを左右にスライドして開閉する、最も一般的な窓です。掃き出し窓としてリビングや庭への出入り口に多く使われます。
- メリット:大きな開口で採光・通風に優れる / 庭やバルコニーへの出入りに便利 / コストが比較的安い
- デメリット:スライド構造のため気密性が他の窓タイプより低い / レール部分にホコリが溜まりやすい / 防犯性がやや劣る
FIX窓(はめ殺し窓)
開閉できない固定式の窓です。採光やデザイン性を重視する箇所に最適です。
- メリット:気密性が最も高い / 大きなガラス面が取れてデザイン性に優れる / 防犯性が高い / コストが安い
- デメリット:換気ができない / 高所の場合は掃除が困難
住友林業のBF構法を活かした大開口には、FIX窓+縦滑り出し窓の組み合わせ(ウインドキャッチ窓)がおすすめです。採光と通風を両立できます。
縦滑り出し窓・横滑り出し窓

ハンドルで窓を外側に押し出して開けるタイプです。
- 縦滑り出し窓:風を効率よくキャッチでき通風性が高い。ただし雨が入りやすい
- 横滑り出し窓:窓を開けても雨が入りにくい。キッチンやトイレに最適
- 共通メリット:引き違い窓より気密性が高い / 省スペースで設置可能 / 開口部が小さく防犯面でも安心
- 共通デメリット:外側に開くためカーテンが干渉しやすい / 開口面積は引き違いより小さい
上げ下げ窓
上下にスライドして開閉する窓で、洋風の外観デザインに映えます。引き違いより気密性が高く、幅の狭い場所にも設置可能です。
窓の種類別 性能比較表
| 窓の種類 | 気密性 | 通風性 | コスト | おすすめ設置場所 |
|---|---|---|---|---|
| 引き違い窓 | △ | ◎ | ○ | リビング・庭への出入り口 |
| FIX窓 | ◎ | × | ◎ | 吹き抜け・階段・高所 |
| 縦滑り出し窓 | ○ | ◎ | ○ | 居室・ウインドキャッチ |
| 横滑り出し窓 | ○ | ○ | ○ | キッチン・トイレ・浴室 |
| 上げ下げ窓 | ○ | ○ | △ | 洋風外観・狭い壁面 |
ガラス・サッシの構造を理解する
窓の断熱性能を理解するには、ガラスとサッシ(枠)の2つの要素を知ることが重要です。
サッシの素材:アルミ・アルミ樹脂複合・樹脂
| サッシ素材 | 断熱性 | 耐久性 | コスト | 代表製品 |
|---|---|---|---|---|
| アルミ | ×(熱を通しやすい) | ◎ | ◎ | ― |
| アルミ樹脂複合 | ○ | ◎ | ○ | 三協アルミ アルジオ / LIXIL サーモスII |
| 樹脂 | ◎ | ○ | △ | YKK AP APW330 / APW430 |
住友林業の標準はアルミ樹脂複合サッシです。外側がアルミ(耐候性)、内側が樹脂(断熱性)を兼ね備えた構造で、樹脂の熱伝導率はアルミの約1/1000と圧倒的な断熱性能差があります。
なお、樹脂サッシの素材は塩ビ(塩化ビニール)で、上下水道管や車のバンパーにも使われる耐久性の高い素材です。40年前に施工された樹脂サッシの実物検証でも劣化がほとんどなかったという報告もあります。
ガラスの構造:ペアガラスとトリプルガラス
断熱性能を大きく左右するのがガラスの構造です。
| 構造 | ガラス枚数 | 中空層 | 断熱性 |
|---|---|---|---|
| 単板ガラス | 1枚 | なし | × |
| ペアガラス(複層) | 2枚 | 1層(空気 or アルゴンガス) | ○ |
| トリプルガラス | 3枚 | 2層(アルゴンガス) | ◎ |
Low-Eガラスとは
Low-E(ロー・イー)ガラスとは、ガラス表面に特殊金属膜(銀や酸化スズ等)をコーティングしたガラスです。この金属膜が赤外線を反射し、室内の暖かさを外に逃がさない効果があります。

Low-Eガラスには2つのタイプがあり、方角によって使い分けることが重要です。
- 断熱タイプ:室外側にLow-E膜 → 冬の太陽熱を取り込みつつ室内の暖かさを逃がさない → 南面に最適
- 遮熱タイプ:室内側にLow-E膜 → 夏の日射を反射してカット → 東・西・北面に最適
アルゴンガス充填とスペーサー
ガラス間の中空層に封入するガスも断熱性能に影響します。
- 空気:標準的。断熱性は最低限
- アルゴンガス:空気より熱伝導率が約30%低い。APW330・APW430の上位仕様に採用
- クリプトンガス:アルゴンよりさらに断熱性が高い。最上位仕様に採用
また、ガラスとサッシをつなぐスペーサーの素材も重要です。アルミスペーサーよりも樹脂スペーサーの方が熱橋(ヒートブリッジ)が少なく、窓の端部からの結露を防ぎます。APW330・APW430は樹脂スペーサーを採用しています。
住友林業で選べるサッシ商品と熱貫流率一覧
住友林業で選べる窓の性能を、熱貫流率(U値)で比較します。数値が小さいほど断熱性能が高いです。
| 商品名 | メーカー | サッシ素材 | ガラス | 熱貫流率(U値) |
|---|---|---|---|---|
| アルジオ | 三協アルミ | アルミ樹脂複合 | Low-Eペア | 約2.33 W/㎡K |
| サーモスII-H | LIXIL | アルミ樹脂複合 | Low-Eペア | 約2.33 W/㎡K |
| APW330(ペア) | YKK AP | 樹脂 | Low-Eペア+アルゴン | 約1.31 W/㎡K |
| APW330(真空トリプル) | YKK AP | 樹脂 | 真空トリプル | 約0.99 W/㎡K |
| LIXIL TW | LIXIL | アルミ樹脂複合 | トリプル | 約1.04 W/㎡K |
| APW430 | YKK AP | 樹脂 | ダブルLow-E+アルゴン | 約0.90 W/㎡K |
| APW430+ | YKK AP | 樹脂+断熱材 | ダブルLow-E+アルゴン18mm | 約0.78 W/㎡K |
標準のアルミ樹脂複合サッシ(U値2.33)からAPW330ペア(U値1.31)に変えるだけで断熱性能は約1.8倍に向上します。さらにトリプルガラス化すると2倍以上の性能差になります。
アンテナ主のおすすめは、コスパ重視ならAPW330ペアガラス(差額なしの場合あり)、断熱性能重視ならLIXIL TW(トリプルガラス+スリムなデザイン)です。APW430は最高性能ですが費用も高くなるため、LDKと寝室に限定するなど部分採用が現実的です。
窓のグレードアップ選択肢と費用
住友林業で選べる主な窓のグレードアップ選択肢を比較します。
YKK AP「APW330」(樹脂サッシ+トリプルガラス)
APW330のトリプルガラス仕様は、熱貫流率0.99 W/m²Kと高い断熱性能を誇ります。ペアガラス仕様と比較すると約35%の断熱性能向上が期待できます。


- 費用目安:LDK4箇所で約93万円(諸経費別)
- メリット:高断熱・結露抑制・遮音性向上
- デメリット:重量が増すため開閉がやや重くなる
LIXIL「TW」(トリプルガラス)
LIXILのTWシリーズは、熱貫流率1.04 W/m²Kで、デザイン性と断熱性を両立した製品です。

- 費用目安:リビングのみで約60万円、寝室追加で+約6万円
- メリット:スリムなフレームデザイン・高い断熱性能
- デメリット:防火仕様が選べない地域制約あり
LIXIL「サーモスX」
サーモスXはアルミ樹脂複合ながらフレームを極限まで細くしたデザイン性重視の製品です。見た目にこだわりたい方に人気があります。
- メリット:フレームが細く見た目がスッキリ・眺望が良い
- デメリット:トリプルガラス仕様は防火非対応のため準防火地域では注意
グレード別 性能・費用比較表
| 窓の種類 | サッシ素材 | ガラス | 熱貫流率 | 費用目安 |
|---|---|---|---|---|
| アルジオ/サーモスII(標準) | アルミ樹脂複合 | ペア | 約1.70 | 標準(追加なし) |
| APW330 ペア | オール樹脂 | ペア | 約1.51 | 差額なし〜少額 |
| LIXIL TW トリプル | アルミ樹脂複合 | トリプル | 約1.04 | LDKで約60万円〜 |
| APW330 トリプル | オール樹脂 | トリプル | 約0.99 | 4箇所で約93万円 |
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窓の断熱性能がUA値に与える影響
窓は住宅の熱損失の約30〜40%を占める
住宅の断熱性能を示すUA値を改善するうえで、窓は最も費用対効果の高い改善ポイントです。窓は壁の5〜10倍も熱を通しやすい部位であり、窓のグレードアップだけでUA値が大きく変わります。

グレードアップによるUA値改善シミュレーション
住友林業の35坪・2階建てを想定した場合のUA値目安です。
| 窓仕様 | UA値目安 | ZEH基準 | HEAT20 G1 | HEAT20 G2 |
|---|---|---|---|---|
| 標準(アルミ樹脂複合ペア) | 約0.46 | ○ | ○ | × |
| APW330 ペア全窓 | 約0.41 | ○ | ○ | △ |
| 主要窓トリプル化 | 約0.36 | ○ | ○ | ○ |
| 全窓トリプル化 | 約0.32 | ○ | ○ | ○ |
住友林業は「360度TRIPLE断熱」を標準で採用しており、壁・天井・床の断熱性能は高水準です。そのため、窓のグレードアップがUA値改善に直結します。
窓のオプション費用を抑えるコツ
全窓ではなく優先度の高い窓を選んでグレードアップ
全窓をトリプルガラスにすると100万円前後かかりますが、滞在時間の長いLDKと寝室を優先することでコストを抑えつつ効果を最大化できます。
- 最優先:リビングの大開口窓(面積が大きく効果大)
- 次点:寝室の窓(就寝中の快適性に直結)
- 効果小:トイレ・廊下・納戸(滞在時間が短い)
方角ごとにグレードを変える
断熱の考え方として、方角によって窓の役割が異なることを理解しておくと、賢い選択ができます。
- 南面:日射取得を重視。大きな窓+遮熱ではなく断熱タイプのLow-Eガラス
- 東西面:夏の日射を遮りたいため、遮熱タイプのLow-Eガラスが有効
- 北面:日射取得が少ないため小窓にする+高断熱仕様がおすすめ
APW330ペアガラスは差額なしの可能性
多くの施主が見落としがちですが、APW330のペアガラス仕様は差額なし(または少額)で選べるケースがあります。標準のアルミ樹脂複合サッシから変更するだけで、追加費用をほぼかけずに断熱性能を向上できる可能性があるので、必ず営業担当に確認しましょう。
アンテナ主が選んだ窓仕様と実感
アンテナ主が実際に選んだ窓仕様と、住んでみての感想をお伝えします。
アンテナ主の家では標準のアルミ樹脂複合サッシを採用しました。正直なところ、1階の窓をもう少し取っておけばよかったという後悔があります。冬場は日射取得が足りず寒さを感じる場面があり、窓の「数」や「方角ごとの日射取得バランス」も設計時にもっと検討すべきでした。また、1階の床断熱を強化しておけばよかったとも感じています。窓のグレードアップだけでなく、窓の配置計画も断熱・快適性に大きく影響するポイントです。
窓選びで後悔しないための4つのポイント
① 方角ごとに窓のグレードを変える
前述の通り、南面は日射取得、北面は断熱を重視するなど、方角に応じた窓選びが重要です。全窓同じグレードにする必要はありません。
② 大開口窓は断熱性能に要注意
住友林業のBF構法では最大開口幅7.1mの大開口窓が実現可能です。開放感は魅力ですが、窓面積が大きいほど断熱性能への影響も大きくなるため、トリプルガラスの採用や軒の深さでカバーすることを検討しましょう。
③ 防犯ガラスも検討する
1階の窓には防犯合わせガラスのオプションも検討しましょう。空き巣被害の約6割は窓からの侵入と言われており、特に人目につきにくい場所の窓は防犯対策が重要です。
④ 紹介制度でオプション費用を抑える
窓のグレードアップは費用がかさみやすいオプションです。紹介制度を活用して本体工事費の値引きを受け、浮いた予算を窓のグレードアップに回すのが賢い方法です。
紹介制度は展示場訪問前(担当営業が付く前)に申し込みが必須です。早めの行動が重要です。
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よくある質問(FAQ)
4〜7地域(関東以西)の標準はアルミ樹脂複合サッシです。ただし、YKK AP「APW330」のオール樹脂サッシは差額なし〜少額で変更可能なケースがあります。3地域以北では樹脂サッシが標準となります。
4〜7地域では必須ではありませんが、HEAT20 G2水準の高断熱住宅を目指す場合や、リビングの大開口窓がある場合はトリプルガラスを検討する価値があります。全窓ではなく、LDKと寝室だけトリプルにするのがコスパの良い選択です。
APW330ペアガラスへの変更は差額なし〜少額、LIXIL TWトリプルはLDKのみで約60万円、APW330トリプルは4箇所で約93万円が目安です。全窓トリプル化すると100万円前後になります。なお、提案仕様にはきこりん税(約12%の諸経費)が加算されます。
防犯ガラスは標準仕様には含まれていません。提案仕様(オプション)として追加可能です。1階の人目につきにくい窓を中心に検討することをおすすめします。
窓面積が大きいほど断熱性能は下がる傾向にあります。ただし、南面の大開口窓は冬場の日射取得による暖房効果も期待できるため、方角と軒の深さを含めたトータルで設計することが大切です。断熱が心配な場合はトリプルガラスの採用を検討しましょう。
まとめ|窓選びは断熱・快適性・費用のバランスがカギ
住友林業の窓選びのポイントを振り返ります。
- 標準はアルミ樹脂複合サッシ → APW330ペアガラスは差額なしで変更可能な場合あり
- トリプルガラスはLDK+寝室を優先 → 全窓は費用がかさむため部分的なグレードアップが賢い
- 方角ごとにガラスのタイプを変える → 南面は断熱Low-E、東西北面は遮熱Low-E
- 窓のグレードだけでなく配置計画も重要 → 日射取得・通風・プライバシーを総合的に設計
- 紹介制度で浮いた予算を窓に回す → 展示場訪問前に申し込み必須
窓は断熱性能・快適性・デザイン・費用の全てに影響する、家づくりの中でも特に重要な要素です。営業担当や設計士と相談しながら、予算と性能のバランスが取れた最適な窓を選びましょう。
🏠 建築総額シミュレーションで費用感を把握しましょう
住友林業での家づくりを検討する際は、事前に建築総額のシミュレーションを行い、年収や坪数に応じた費用目安を把握しておくことが大切です。
当ブログでは、年収・坪数・地域を選択するだけで簡単に建築総額の目安がわかる建築総額シミュレーションツールを用意しています。
※ 例えば住友林業で延床面積35坪の場合、建物本体価格は約3,000〜3,500万円、諸費用込みの総額は約3,800〜4,500万円が目安です。
🏠 住宅ローンシミュレーションで月々の返済額を確認しましょう
住友林業での家づくりを検討する際は、事前に住宅ローンのシミュレーションを行い、月々の返済額や総返済額を把握しておくことが大切です。
当ブログでは、借入額・金利・返済期間を入力するだけで簡単に月々の返済額や総返済額がわかる住宅ローンシミュレーションツールを用意しています。
※ 例えば住友林業の35坪・総額4,550万円の場合、頭金500万円・借入額4,050万円・金利1.5%・35年返済で計算すると、月々の返済額は約12.4万円が目安です。
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